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Channel: カープニッキ。
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急造チームメキシコ、侍ジャパンを大いに苦しめる

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 今日の試合は見ごたえがありましたね! 最後はヒヤヒヤしつつもサヨナラ勝利。 中田選手は4番の重圧から解放されたせいか。今日は文句なしのMVPでしょう。 マエケンは調子がよくなかったのか、マウンドが合わなかったのか。 ただ不安定な投球ながら、5回2失点に収めたのは先発の役割としては最低限だったといっていいんじゃないでしょうか。 とはいっても、今後MLB挑戦のことを考えると反省材料になるでしょうね。 特に外角の球ばかりで、思い切り相手打者に踏み込まれていたのは気になりました。 さて少しクロースアップしておきたいのが、今日の対戦相手だったメキシコのこと。 実は今から約1週間前、「メキシコ代表がプレミア12への参加を辞退する」という報道がありました。 現在、どうやらメキシコ野球連盟の政治的腐敗の影響で、メキシコの野球界のお家騒動が起こっているらしく。 その関係でメキシコ国内のプロリーグの協力が得られず、大会参加をドタキャンしようとしたのですが、大会主催者のWBSCが怒って(当然ですね(笑))参加しないと制裁するぞと言ったため、なんとか人をかき集めて急造チームを作ったという経緯があったのです。 そのような経緯があったので、ボクも今日の試合を見る前は「なんだマエケンをメキシコに使うなんて勿体ないなぁ」と思っていたのですが・・・ 今日の試合を見てそんな甘い考えは吹っ飛びました。 振りは鋭いですし、バントや盗塁等の小技を絡めた攻撃をしてくるあたり、自分たちを挑戦者だと割り切った潔さが前面に出ていましたし、何をやって来るか分からない恐さと共に、緻密な野球も出来るところも見受けられました。 外野はちょいちょいお粗末な守備があったものの、内野守備は良かったと思います。 そしてあの捕手のソーサ選手の肩には仰天。 ほぼ手投げなのに恐ろしい勢いの送球が行って、ランナーが下手にリードを取れないという・・・。 MLBでも肩だけならトップクラスなのでは? リードもかなり冷静なリードでしたし、レベルの高さを感じました。 そこでメキシコチームのWikiを見ていたところ、また1つ気づいたことがありました。  監督のマイク・ブリトー氏の「ドジャーススカウト」という肩書きを見て、何か引っかかるなぁと。 調べてみると、どうやらこの人、メキシコの”伝説の名スカウト”ともいうべき人で、MLB173勝左腕のバレンズエラ選手をはじめ、数々の名選手を見出した経歴の持ち主だとか。 1週間足らずで選手を集めてきたのも、この人の力が大きいのではないかなと推察します。 これはメキシコが思わぬダークホースになるかもしれませんね。 またメキシコチームには、過去にカープにいたリゴ・ベルトラン氏がコーチとして入っているらしいのですが、ボクはこの時期はほとんど野球を見れなかった時期なので、記憶に全くありません・・・。 まだ予選の段階ではありますが、プエルトリコといいメキシコといい、意外と守備が良いので、これは番狂わせが普通に起こりそうな気がします。 次の試合も楽しみです!

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