対外試合4連勝!とかいって喜んでいたら、鈴木誠が”沖縄市内病院でのMRI検査などで「右ハムストリングの筋挫傷」、加療2週間と診断された”とのことで、がっかりした方は多いのではないでしょうか。 ところでこの「加療2週間」ってどういう意味なんでしょうね? ということで、どうしても気になったので調べてみました。 それで分かってきたのは、どうやら「加療2週間」という表現は、整形外科医さんが交通事故等の被害で重症度を表す便宜上の表現として用いることが多いようで、決して故障が治るまでの期間を表すものではないそうです。 今回の場合ですと、試合中の故障なので「公傷」扱いとなり、損害賠償の対象になり得るために、”最も軽度の故障である”という意味で「加療2週間」という診断書が書かれたのだと推察します。 つまり実際には、”本人が痛みを訴えているが、MRI等の検査では特に異常が認められない”という状態だと思われるので、まず手術が必要なほどの重傷ではないと。 良ければ1週間しないうちに痛みが取れて練習に復帰できるかもしれませんし、悪ければ2週間以上かかるかもしれませんが、それは本人の回復力次第、というところでしょう。 まぁ診断書を見たわけじゃないので、本当のところは分かりませんが。 なぜか「2週間は必ず休んで、トレーニングにさらに同期間以上を要する」というような話が流布しているのですが、特にそのような話の根拠は見受けられない、ということをカープファンの方にはお伝えしておきたいかなと。 「最も軽い程度の肉離れである」程度の認識が適切であると思います。 ここまで順調に来ていただけにとても心配でしたが、この様子なら開幕にも十分に間に合う可能性もあるんじゃないでしょうか。 くれぐれも無理に復帰して故障が再発するような事態は避けて欲しいですが、逆に開幕に間に合った場合に、「どこか無理をしている」と考えるのも根拠がないように思いますので、その場合は素直に歓迎して良いのではないかと。 これで鬼の居ぬまに何とやらで、外野手争いが一層激しくなるとは思いますが。 誠也も焦って戻る必要はありません。 ファンは万全の状態ならば、他の誰にも出来ない活躍をしてくれると信じていますし。 自分の力を信じて、万全の状態を保つことを心掛けてほしいです。
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