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Channel: カープニッキ。
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まぁ勝ちは勝ちということで C3-2DB

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 詳細なスコアはこちらです。 本日は久々の勝利になりましたが、多くの課題の残る試合となりました。 先発のジョンソンですが、もう心配いらないでしょう。 前回登板では細かいコントロールミスが見られましたが、今日は全く危うげのない投球でした。 球速もMAX140キロ後半まで出てきましたし、準備は万端といった所でしょう。 2番手オスカルは場慣れしてきたのか、終始落ち着いた投球でした。 開幕1軍入りはもう間違いないでしょう。勝ちパターンに入れるかは微妙ですが、リード時には使われる投手になると思います。 今日はストレートも147キロまで計測し、スピードが出てきましたね。 3番手ヘーゲンズですが、今日は初めて課題が見えた投球になったのではないでしょうか。 スライダー(カットボール?)に横浜打線が空振りしてくれないため、決め球が無い状態になってしまいました。 ストレートもそこまで威力がないので、今後は決め球をどうするかという課題をクリアしないといけないでしょう。 4番手のジャクソンは相変わらずランナーが出た時の投球に課題が残りました。 クイックを大分練習したようではあるのですが、、、球速が140キロ出ないようだと正直マイナス面のほうが大きいような気がします。 また気になるのは、ジャクソンは本来はスライダーをもっと投げる投手だったはずなのですが、今日の登板では全球ストレートということで、クイックするとスライダーもまだ使えないのかなという気がしました。 結果的には無失点ですが、内容としては果たしてヘーゲンズと差がついたといえるかどうかというところ。 5番手の中崎はボクは心配していません。 昨年は力押し一辺倒な部分がありましたが、今年のオープン戦はストライクゾーンを幅広く使おうとしていて、シュートとスライダーをうまく活用しようとしている場面が見られます。 暖かくなれば球速ももっと上がって来るでしょうし、故障だけにはくれぐれも注意してほしいと思います。 一方の打線ですが、今日も散発で貧打のイメージが拭えないものの、ホームラン以外での得点のパターンは垣間見られたのではないかと思います。 キーマンはルナです。 ミートが非常に上手く、ケースバッティングを完璧にこなせるのは他の打者にはない特徴です。 今日も欲しいところで4回の犠牲フライ。9回はヒットエンドランのサインにきっちり対応して三遊間へのゴロヒットを放ち、サヨナラ勝ちのきっかけを作りました。 後ろを打つエルドレッドに長打を任せられるので、ルナ自身もやりやすいのかもしれませんね。 このような打者は長いことカープにいなかったので、他の選手の調子が上がってくると一気に打線が上手く機能するような気がします。 エルドレッドもまぁ振れているのでそんなに問題ないと思うのですが、問題は他の打者。 個人的に特に気になってるのは新井ですね。 オープン戦通算20打席で5併殺、4打席に1回併殺とご愛敬ではあるんですが、さすがに多すぎます。 ほぼ6番スタメン出場の時に併殺を打っているので、これは前の打者が出塁しているものの、打線を分断していることを意味します。 この調子の悪さが疲れからなのか、それとも年齢から来ているのかは分かりませんが、このままだとスタメンを任せるのは難しいと思います。 また新井をスタメンで使うと必然的にエルドレッドがレフトになるため、守備力の低下が著しいですし、エルドレッドも守備が負担となって打撃に悪影響があるような気がします。現に8回の白崎選手のヒットは普通のレフトなら取れるあたりだったと思いますが、際どいプレーになって故障しないかとヒヤヒヤしました。 ボクとしては、常に良いコンディションで試合に出れるようにエルドレッドと併用で1塁を任せるのが良いと考えます。 そして外野争いで特筆したいのは野間です。 今日は結果こそ2安打となったものの、内容は全然良くないです。 第3・第4打席共にストライクを見逃して低めのボール球の変化球を振って早々に0-2となってから、低めのボール球の変化球を当ててぼてぼてのゴロという形です。結果的には良いほうに転がったのは良かったんですが。 野間の足の速さを考えれば、2アウト以外ならこの打撃でもまだいいのですが、2アウトからだとほぼアウトでしょうからね。このままだとまだしっかり振れている天谷のほうが使いたくなるでしょう。 ただ第二打席のセンターフライは、速球をしっかりセンター方向へはじき返したものだったので、こちらのほうが内容は悪くなかったと思います。 ただもっとシビアな立場なのは松山と下水流です。 今日は2人とも代打でアウトでしたが、内容としては松山のほうが良くなかったと思います。下水流は山崎康選手が相手だったので、上手く投げ切られてしまったイメージです。松山は9回裏同点1アウト満塁の場面で、他の選手はそこまで苦労していない須田選手相手に三振ではちょっと厳しいです。 また内野では西川が今日も攻守にいいアピールを見せました。 センターラインの守備を1年目から任せられそうなドラフト5位ルーキーというのは、スカウトの慧眼を褒め称えないといけないでしょう。しかも高卒社会人なのでまだ22歳であり、体の線も細いので伸びしろがたっぷりあります。 逆に安倍が7回のノーアウト満塁から、緩いライナーをワンバウンドで取ってセカンドダブルプレーをとりに行ったのは、厳しくいうなら判断ミスだと思います(結果は1アウトのみ)。 ダブルプレーシフトではありましたが、緩いライナーなのでサードランナーのスタートは完全に遅れており、逆に1塁走者は走る時間があったのでセカンド⇒ファーストでのダブルプレーは無理な可能性が高かったです。菊池ならホームに投げたか、ハーフライナーに追いついているかもしれません。これが無ければ2点目は取られなかった可能性がありました。 個人的には打撃は悪くないと思うので、ヤクルトの川端選手のようにサードで活路を見出してほしいと思います。 ちょっと可哀想なのは庄司で、代走から入ったものの、打席ではサヨナラのチャンスで松山を代打に送られてしまいました。 ただ今日の松山の内容が良くなかったことを考えると、明日はもう少しチャンスが与えられるかもしれませんので、期待したいです。 今日の気になった相手選手なのですが、、、 関根選手が非常に心配ですね。盗塁を試みた際、地面に左ひじを強打(訂正:右肩を強打して)交代しましたが、とても痛そうでした・・・ 若い良い選手が故障をする瞬間は、どこの選手であれ見たくないものです。 何はともあれ、久々の勝利で4勝目ということで、昨年のオープン戦勝利数を上回りました。 明日は1軍当落線上の選手にとって最後のチャンスだと思うので、頑張って良いところを見せてほしいですね。 がんばれカープ!

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