カープファンにとって驚きのニュースが多かった今年ですが、師走に入ってもまだまだ楽しめそうです。○ 黒田、球界最高年俸へ 事前に鈴木本部長が「恥ずかしくない金額提示をします」と話していましたが、まさか”あのカープ”で”年俸6億円”とは(笑) ただ決して高すぎるとはボクは思いません。 仮に黒田が今年もMLBで現役続行していれば、単年15億円以上は堅かったでしょう。 来年の6億円と今年の年俸3.5億を合わせて10億円くらいにしかならないわけです。 それを考えれば、チームに与えた好影響を含めても十分にお買い得な金額だと言ってよいでしょう。 グッズ収入も相当な額になったらしいですし、カープ球団としても黒田の好意に甘えたままの状況で、居心地が悪かったのでしょう。 単純に、現状が許す限りのお返しとして提示した金額が6億円だったということかと思います。 これでもまだあーだーこーだという人はでてくるでしょうが、まぁそんな人は放っておきましょう。 きっと内心はうらやましいだけですから(笑) こういう時に、カープファンであることの喜びを感じられるのはカープファンだけの特権ですね。 1ファンとしてはまた来年、黒田の投げる姿が見れることを喜びたいです。 そして200勝達成の瞬間が是非見たい! また記事によれば黒田が球団に、「来期に向けての補強」について質問をして、その上で「また来年も優勝を目指せるチームになれる」というコメントをしているので、黒田としては優勝を目標に必死に投げる意気込みでしょう。 ボクも今後の補強次第で十分に優勝を狙えると思うので、早く新外国人の情報が欲しいところです。○ 新井、再び背番号「25」へ 球団も中々粋なことをしますね。 黒田の200勝も然ることながら、新井さんも2000本安打がかかったシーズンになるわけですが、そこでちょっと消えてしまった懐かしの背番号「25」に戻るようです。 これで2人とも達成できれば、大盛り上がりは間違いないでしょうね。 ただ来期の新井さんはエルドレッドと、もしかしたら新外人の誰かとの1塁のポジション争いになるかもしれないわけで、決して楽なシーズンにはならないでしょう。 また今期のチーム最高打率が新井さんというのも情けない話で、若鯉の奮起が待たれます。 今年まで「25」をつけていた高橋大も、そろそろ2軍で頭角を現してほしいなぁ。○ 広島、ブレイディン・ヘーゲンス投手獲得 前回の記事で取り上げたヘーゲンス投手と契約となりました。 自分の評価としては、ほぼバリントンと同じような成績で、若いということで、上手くハマればすんなりローテに入ってしまうかもしれないと考えます。ただ単年契約というのがちょっと引っかかるところ。 奇しくも他球団ではDeNAがザック・ペトリック投手、西武がアンディ・バンヘッケン投手と、軟投派先発タイプの投手と契約しているのは偶然の一致ではないでしょう。 今年はMLBの先発投手市場が豊富なせいか、リリーフ投手や野手の契約交渉が停滞気味で、ほぼメジャー昇格が無理な選手が今、NPBの球団と契約しているというところでしょう。 例年にはない位、カープの外人契約が遅い理由もこのあたりにあるんじゃないでしょうか。 カープは、現在野手はルナ選手と交渉中。 そしてさらに先発投手と抑え投手を獲得して外国人7人体制にする方針だそうで(参考)、最終決定は年越しするかもしれませんね。○ 賛否両論、カープの来季は外国人7人体制 今期の弱点になっていたリリーフ陣のことを考えますと、新外国人の守護神、もしくは勝ちパターンのリリーフに入れる投手の獲得は必須事項と言えます。 現在、獲得が難航しているのはどうやらそのリリーフ投手が主のようです。 また外国人7人体制について賛否両論ありますが、ボクはどちらかといえば賛成です。 外人選手枠をどう転んでも確実に戦力化したい、ということもありますが、もう一つ、見落とされがちな視点として、”2軍のローテーション問題”があります。 来年のカープの2軍の先発ローテに入りそうな選手を書き出してみますと、 ほぼ確定◎: 九里、野村、小野、中村恭、佐藤、高橋樹 適正不明○: 薮田、岡田、横山、辻 来期の1軍ローテは、KJ・黒田・福井・大瀬良の4人は確定でしょうから、上記の選手から2人以上は1軍に呼ばれることが予想されます。 さらに○の選手については、適性を見てからリリーフか先発かを決定していくと思われますし、1軍の需要もあるのでどのようになるかが分かりません。 毎年、ファームでは夏頃になると先発投手が足りなくなり、1軍でリリーフしかしていなかった投手が先発調整をする、ということが度々あったのが前々から疑問だったのですが、ここに外国人投手を持ってくることが出来るでしょう。 つまり決して日本人選手の育成にとっても、マイナスばかりにはならないということです。 今のカープの若手投手はどちらかと言えば中継ぎ適性がありそうな投手が多いので、決して悪い方向にはならないと思います。 実際これに近い運用をしていたのが、今年のソフトバンクですね。 ただ向こうは3軍も充実しているので、カープも何かしらの形で若手の経験の場を増やしていくことが必要かもしれません。 個人的には四国ILへの派遣契約の拡大とかは出来ないのかなと妄想しています。○ マエケン、移籍市場でトップ評価 どこかしらの球団と契約することはまず間違いないのですが、どこに行くんでしょうかね。 個人的にはカージナルスのマエケンを見てみたいです。 バッテリーを組むことになるであろうY.モリーナ選手も歓迎してるらしいですし。 リード面にたけた捕手と組むことは、適応力の高いマエケンにとって必ずプラスになると思います。 そしてナリーグなのでDH制がなく、マエケンのバッティングを頻繁に見ることが出来るのも良いですね。 早く決まらないかなぁ。○ 元カープ斎藤悠葵、結婚 (参考リンク) 赤ハンカチのあだ名がついていた頃がもう懐かしく思えますね。 現役引退後も息災そうで何よりです。 末永くお幸せに!
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