日本シリーズ第一戦はカープが取りました。 今日の試合を見てて思ったのですが、やはりチーム力にはほとんど差は感じられません。 勝敗を分けたのは”地の利”ではないでしょうか。 日ハムで一番良い投手の大谷選手ですが、このマツダスタジアムで投げたのは2014年に1度きり。 そしてこのマツダのマウンドは今年MLB仕様に固めに改修されたばかりです。 そこに加わったのが今日の試合中盤まで降り続いた雨。 そして完全なる敵地でのカープファンの大歓声。 これらの環境要因が間違いなく影響していたと思います。 実際に今日の大谷選手はランナーを出した後の球速の下がり方が顕著でしたし、コントロールも荒れていました。 本来の彼のポテンシャルからすれば、十分に力を発揮することが出来たとはいえないでしょう。 ただそうはいっても普通の投手から考えたらずっと速い球を投げていたのは間違いないわけで。 うまく攻略したカープ打線は褒められて然るべきでしょう。 奇しくも過去に大谷選手からHRを打ったことのある松山とエルドレッドがともにHRを打ったというのも、起用が当たりましたね。 あとは誠也が復調してくれれば。 さて問題は明日の試合です。 札幌に戻れば日ハム投手陣も慣れたマウンドで、気候も広島と比べたらはるかに寒いでしょう。 そして日ハムファンの応援のほうが増えるわけです。 今日の試合も1得点には終わったものの、10安打打たれたわけですから、紙一重でしのいだというのが正直なところ。 ホームの”地の利”を生かして、明日もしっかりと勝利すれば、札幌で3連敗したとしても広島に戻ってこれます。 今日の勝利は忘れて、油断なく、明日も勝ち切ってほしいところです。 がんばれカープ!
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